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国連WFP

2014
国連WFPの主要実績
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82か国
8,000万人を対象に
食糧支援を行いました

子どもたち
支援の中心です
支援対象者の
64パーセント
を占めています

世界各地で食糧を調達し
支援を必要とする国に輸送するまでの
平均所要日数を
120日から68日に短縮しました

4,200万人以上に
緊急支援を行いました

レベル3の

2014年、国連WFPはレベル3の緊急支援活動6件に並行して取り組みました。
レベル3とは、国連WFPが定める緊急事態の最高段階です。国連WFPは、レベル3と判断した事態には、国事務所や地域事務所を中心としつつ、全組織を挙げて対応します。

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Central Africa Republic
Iraq
Philippines
South Sudan
Syria
West Africa

中央アフリカ共和国

法と秩序の崩壊により住む家を追われた100万人以上に支援を届けました。

イラク

2014年夏に全土に広がった紛争により、大勢の国内避難民が発生し、大規模な人道支援が必要になりました。
国連WFPは約220万人に食糧支援を行いました。

フィリピン

2013年末に猛烈な台風30号に襲われ、物流網が破壊されたフィリピンでは、人員や資材を大量に投入し、100万人以上に食糧および現金での支援を行いました。

南スーダン

世界で最も新しい国、南スーダンでは、国連WFPが紛争以前より200万人以上に食糧支援を行っていましたが、紛争によってさらに多くの人々が食糧難に陥りました。

シリア

2014年に国連WFPが行った緊急支援のうち、最大かつ最も複雑だったのは、シリアでの戦火を逃れて国内外で避難生活を送る人々への支援でした。国連WFPはシリア国内で490万人に食糧を提供し、近隣国に逃れた200万人以上のシリア難民にも支援を行いました。

西アフリカ

2014年、エボラ出血熱の過去最大の流行により、ギニア、リベリア、シエラレオネといった西アフリカの国々が影響を受けました。
国連WFPは200万人以上に食糧支援を実施。また、エボラ出血熱対策に取り組むさまざまな人道支援組織に物流・人員輸送サービスを提供したほか、前述の3か国に治療施設を建設しました。

国連WFPの支援対象者
children

6,680万人
子どもたち

女性と子どもたち

男の子 2,530万人
女の子 2,570万人

670万人

難民

1,480万人

国内避難民

80万人

帰還民

2014年 国連WFPの支援対象者(国別)
(※この他にインド、カーボヴェルデ、チュニジア、トーゴ、モロッコ、ペルーの6 か国で技術支援等を実施)
栄養支援
栄養不良の子どもたち

730

に特別な栄養支援
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ombra

妊婦および授乳中の母親
300万人
に栄養支援

HIV/エイズの影響を受けた
人々80万人を支援

結核とHIV/エイズの予防活動を
29か国で支援

保健センターや医療施設
3万1,700か所
を支援

食糧支援量

320

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food

220万トン

の食糧を92か国で調達

81%

開発途上国で調達した
食糧の割合

活動資金

538,000

国連WFPが各国政府や民間から受け取った資金は、2013年よりも27%増加し、過去最高を記録しました。2014年、国連WFPは極めて多くの大規模緊急事態に対応したため、活動資金も多額となりました。

2014年の資金拠出国および機関と拠出額(単位:千米ドル)
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プロジェクト
長期救援復興支援
緊急支援
輸送・通信支援
開発支援
緊急対応準備

39

緊急支援

33

国別プログラム

41

輸送・通信支援

202

プロジェクト総数

57

長期救援復興支援

27

開発支援

5

緊急対応準備

学校給食

1,820

学校給食または自宅持ち帰り用の食糧支援を受けた児童
(※共同基金プロジェクトによる120万人を含みます)

75,500校

国連WFPの支援を受けた学校

49%

国連WFPの学校給食支援を受けた
児童全体における女子生徒の割合

地域の生活基盤の整備支援

1,270

地域の生活基盤の整備事業に参加した対価として国連WFPの食糧支援を受けた人

32万8,800
ヘクタール

の土地を保全または改良

1万4,130km

の道路と123本の橋を
建設または補修

6万3,000人

の公務員に研修を実施

現金と食糧引換券による支援

890

53か国69のプロジェクト
現金または食糧引換券の支給を受けた人数
(2013年と比べて13%増加

8億4,300万米ドル

現金および食糧引換券の支給額
2013年は5億600万米ドル

>90%

現金および食糧引換券の
支給の90%以上は
人々の命と生活を守る目的で
緊急支援の一環として配布

前進のための食糧購入

14,800

「前進のための食糧購入」の成果として農家が得た収入額

(※「前進のための食糧購入」とは国連WFPが途上国の小規模農家から余っている作物を適正な価格で買い取り、それを支援食糧に用いるという農家支援プロジェクト)

37万トン

「前進のための食糧購入」を通じて国連WFPが購入した食糧

国連ならびに国際機関とのパートナーシップ

国連WFPのパートナーシップの目的は、
食糧支援、栄養支援、セーフティネット構築を通じて飢餓を削減し、また、最も弱い立場に置かれた人々に対して、長期にわたり持続可能な農業開発および農村変革のための支援を行い、飢餓や貧困の根本的原因を解決することです。

  • 国際連合食糧農業機関(FAO)
  • 国際農業開発基金(IFAD)
  • 国際労働機関(ILO)
  • 国際赤十字・赤新月運動
    赤十字国際委員会(ICRC)
    国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)
    各国赤十字・赤新月社
  • 国際移住機関(IOM)
  • 国連合同エイズ計画(UNAIDS)
  • 国連開発計画(UNDP)
  • 国連環境計画(UNEP)
  • 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)
  • 国際連合人口基金(UNFPA)
  • 国際連合人間居住計画(ハビタット)
  • 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
  • 国連児童基金(UNICEF)
  • ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN-Women)
  • 世界保健機関(WHO)
  • 世界銀行(World Bank)

1,122

連携するNGOの数

1億1,030万米ドル

企業、財団、個人からの
現金および現物寄付の総額

職員

11,367

93%が現場での業務に従事

11,367人

1年以上の雇用契約を
結んでいる職員数

41%

国際職員と専門職員のうち
女性の割合

87%

現地採用職員の割合

2015年、国連WFPは
76か国、7,800万人に対する
食糧支援を計画しています。


国連WFPは、飢餓のない世界を目指して活動する人道支援機関です。
2014年には、82か国で8,000万人に食糧支援を届けました。
国連WFPについてより詳しく知りたい方はwww.wfp.org/jpへどうぞ。

本資料の表記および表示は、いかなる国、領土、海域および境界線の法的あるいは
憲法上の立場についても、国連WFPの見解を示すものではありません。